病気をしてから2年くらいは養生していたのだけれど、今年はもっと体力つけたいと思って、最近Daigoのおすすめする
をしている。
インターバル速歩とは、タイマーをつけて3分ごとに速度を変えて早歩きをする健康法。普通に歩いて3分、タイマーが鳴ったら、早歩き3分を繰り返す。
このように1日20分運動するだけで地頭がよくなるらしい!( ´∀`) ワオ!
私は 往復3セット+3分のお散歩をしている。
その上、というとオーバーだけれど、早歩きのパートは、私の場合はスロージョギングにしている。
毎日ではないけれど(雨や時間によって)、一日一回でも行うと調子がとてもよい。
どうもこの数か月ぐずぐず滞っていたエネルギーが流れて、新しく湧いてくる!
(ぐずぐずから行動に移すまでは長い道のりだったがそれはまた別に書く)
スロージョギングというのはテレビでも紹介されていたようだが、「走っているふり」くらいの緩い走法。速度は歩いているのと同じぐらい。
病気で腎臓を傷めてしまったので、そのせいで血圧が高くなりやすく、また血圧が上がると腎臓に負担をかけてしまうのだ。だから、走っちゃうより、走ってないかのようにしながら心肺機能を鍛えている。ほんとうか?わからないけど、結果は良好のようす。
しかし、人ってわからないものね!?
スローではあれども、人もすなる「ジョギング」のようなもんを、まさかこの自分がするとは思ってもみなかったわ!
これまでの人生で、(走りたい!とか走らねば!とか、問答無用で走る!)なんてことは、これっぽっちもなかった。
できるだけのんびりしたい性分だし、
マラソンはいつも欠席する虚弱な奴だったのだ。初めの角でリタイアくらいの走れない人だったのだ。
世の中に走るのが好きな人がいるように、嫌いな人だっているはずだ。殺人犯や怪獣に追いかけられたときに、走れずに襲われてもはやこれまで!となる覚悟を決めたら、走れなくたってよいのだ。と思っていた。
でも、おどろくべきことに、できるようになってきたよ!
(いや、普通の人のレベルで言えばスロージョギングはできるとか、できないの範疇のものではないだろうけれど)
私の頭の中の「走る」より、ずっとずっとゆっくりでよいのだと気づいた。
スロージョギングを発明した方を尊敬する。
アレクサンダーテクニーク教師だから、
もちろん、からだの動きや繋がりに感覚を澄ます。
そうしながら、歩き以上の速度で移動するのは心地がよい。と感じている。
歩くのとは違った世界なのだと気づく。
足と背骨のばね感が違う
息が上がるほどの速さにはしないから、
何処までも走っていけるような気がする。
(そもそも「走ってるふり」のようなものだけどね。)
ところが、だ、
(ここからまだ続く。例によって話長い( ´∀`)けど!)
先日、某所へ出かけようとして、家を出るのが少し遅れた。
駅まで歩くのに、いつもより余裕がない。
間に合わないわけではないが、ギリギリという感じ。
もし予定の電車を逃したら、次の電車はだいぶ後になってしまう。
そう思うと当然
自然に気持ちが急いて、早歩きになって、
やがてジョギングほどの速さになった。
すると、なんとからだが重いことか。
息なんか、すぐに上がってしまう。
以前、苦手だった「走る」という行為は、まさにこれだ。
「走りたい」と思わなかったのは、こんなに苦しいからだ。
なぜ、スロージョギングの時のようにいかないのだろう???
それは、
急がねば!という思い一つで、
身体全体のコーディネイションが変わったということだ。
アレクサンダーテクニークでいうところの
エンドゲイニング(目的達成的)になっている状態。
目的に一足飛びに行きたい気持ちが、
目的まで連れて行ってくれる身体をとんちんかんに使う。
急がねば、
やらなければ、
という思いによって、
背骨と頭の出会うあたりが微かにぎゅっと締まり
首が緊張した状態で、
意識は前方に向かう。
すると、首が緊張したまま
身体全体の調和を無視して、
頭だけが前に向かおうとする。
それで、からだは部分部分でちぐはぐに頑張りだす。
一方、朝のスロージョギングの時は、
前に進もうなんて考えていないのだ。
早く!なんて考えていない。
身体全体がつながってまとまって働いていれば、
頭は自ずと上方向に向かい、
首は頭を自由にしておきながら、
背骨が柔らかくつながって、
その影響で足や腕が中心から繋がったまま
自由になり、鞭のように動き、
自然に前に進んでしまうのだ。
それは、体全体が毬になったような一体感だ!
気持ち一つのことで
ほんとうに、
全く違った体感!
勉強になったわー。しみじみ。
アレクサンダーテクニークは、
自動的に入る「とんちんかんなスイッチ」を
押さない選択を学ぶ。
それはとても微妙な選択なのだけれど、
それで、人生が変わるのである。
二月から再スタートしました!
続けて受けてほしい。
お試しもいいけど、
身につけてほしいです。
Welcome!
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