前回、オンラインのレッスンについて準備しているって書いて、その後すごくやる気が出てきて、早速アレクサンダー仲間に声をかけてモニターレッスンをして実験しています。
そうしたら、すごく面白い!気づく気づく!いろいろなことに!
やってみると、興味深いことがたくさんあり、
とても勉強になり、かつ可能性を感じました。
そして、対面で行うアレクサンダーテクニークのレッスンをオンラインでする、ということ以前に、もっと必要なステップがあると思うようになりました。
現在、新型コロナウィルスの感染防止のため3密を避けようとして、在宅勤務や数々のセミナーや会議やミーティングがオンラインで提供されています。この傾向は、今後もどんどん増えていきそうです。
オンラインではできないこともたくさんある一方で、オンラインで行うことの良さもあるでしょう。やってみないとわからないこともある。
これは、例えれば、電話がなかった時代の良さと、電話が普及した時代の良さとの違いでしょうか。大きな時代の流れの中で、新しいものに出会い、日々選択し、知らぬ間に学び続けているのだなと実感しています。
さて、新しいレッスンを考えました。
そういったあらゆるオンラインの対話を行う際に、身心の負担を軽減し、
ミーティング参加者、セミナー受講生だけでなく、情報を発信する講師の側にも役立つレッスン。
(さらに、パソコンや、スマートフォンを使うときにいつでも使える。)
もちろん、アレクサンダーテクニークを使っていますが、どこまでがアレクサンダーテクニークのレッスンと言えるかどうか、それは今後の実験により明らかになるでしょう。
当然の事ですが、みなさんは「オンライン」で提供される会議やセミナーに参加するとき、提供される「内容」の方に、多くの注意を向けていますね?
このレッスンは「内容」を聞く以前の「土台」となるレッスンです。
「内容」に集中して情報のやり取りをしたり、必要な情報を吸収するために、目や耳やからだを緊張させたりしていませんか。そして、セッションの後どっと疲れが出たり、目が乾いたり、からだが固まってしまったりしていませんか。
実は私もそうだったんです!
Zoomやスカイプを使った、会議や通話をしたことがあり、
オンラインのウェブセミナーに参加したこともありました。
その際は、セミナー内容が素晴らしいものであったのにもかかわらず、「内容」に夢中になればなるほど、セッションが終わると神経と身体にどっと疲れを感じていました。
録画のウェブセミナーを視聴する時も同じです。
その理由が、ある時、分かりました!
私は、オンラインで使っているパソコンやスマートフォンといった「ツールそのものと自分との関係」をうまく築いていなかったんだ! って気づきました。
その状態で、そのツールを使って情報を得ようとして身心に負担がかかっていたのです。
そこで、オンラインレッスンの実験をしながら、自分の身心が自由な状態でパソコンやスマートフォンとの関係を繋ぎなおしてから、心地よく過ごすことができ、疲れなくなりました。
オンラインで誰かと(世界と)より自由に繋がることができる「自分の使い方」!
これこそ、今、私がこの世に送り出したいレッスンです。
このレッスンでは「オンライン」でつながったときの状態を起点として、自分の存在感と周囲の世界とのつながりをより明確なものにします。結果として無用な力みが減り、からだも楽になりパフォーマンスがアップします。
通常アレクサンダーテクニークのレッスンでは、生徒に教師が手を触れて、一緒にいることで身心の感覚や動きに気づき、本来人間に備わる協調作用を回復していくプロセスを歩みますが、
「オンライン」レッスンでは、別の経路から気づきを引き出し、ネット時代に必要な信頼できる感覚を育み、磨いていくことを期待します。
レッスンは、30分で、3回~5回のセットで行います。(初回に後日の予定を決めます)
挨拶やお話をする時間や接続の状態もありますので、45分ほど余裕を見てください。
4月20日までモニターレッスン募集中です。
よろしければ、この機会にお試しください。
↑このリンクから、予約ボタンを押すと、リストが出ます。
「Zoomが楽になるレッスン」
「テレワークが楽になるレッスン」
「子供と一緒で疲れたお母さんのレッスン」
「おなかが大きくなってきた妊婦さんのレッスン」
四種類あります。(妊婦さん、お母さんのレッスンは別ブログで説明します)
フェイスブックのリンクに飛べない方は、メールで直接下記情報をお送りください。
・お名前
・希望日時を2候補
・希望のレッスン をご記入ください。
なんだかよく意味がわからないという方へ、大変おおざっぱな変化の一例をお見せします。見た目の形や姿勢ではなくて「有り方」なのですけれど。
画面に没頭してパソコン作業をしていたところから、意識を変えていくところを動画に撮り、そこから切り出した三枚です。気づきを使ってこれだけ変化があります。
1枚目の写真は、画面に没頭している状態
2枚目は、いったん画面から離れて首を楽にしてからだ全体に気づき始めたところです。
そうすると動きが出て3枚目のようになりました。
「背筋を伸ばそう!」とか「姿勢をよくしよう!」として体勢を変えたわけではありません。よい姿勢に「直そう」とすると、無理をして結局また疲れてしまいます。
(そこらへんはまた書きます。)
意識を変えた時(二番目)頭と首と背中の関係が全く違う「質」になりました。見た目も違いますが、からだの中身が違います。
はじめの状態、最後の状態、それぞれの状態で1時間仕事をしたら、3時間したら?、週五日したら、、、と考えてみてください。
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